企業研究会


先日8月5日(月)に「日本会計研究学会スタディ・グループ企業研究会」が亀山電機で行われました。普段より弊社の経営に助言いただいている長崎県立大学の宮地先生はもちろん、長崎県立大学の学長、そして日本会計研究学会の先生方が全国から来社されました。
この研究会を亀山電機で行うのは昨年度が初めてで、今年は2回目の実施でした。

昨年はBSC(バランス・スコアカード)を基軸として経営に関する亀山電機の取り組みを説明し、取り組みに対する質疑応答や参加される先生方の指導を受けたため、今年はそこからの変化や現状についてが主な内容になりました。
経営にBSCを導入してからある程度の期間がたち、宮地先生からの指導もあるため、理解はしているつもりですが、専門家からの指導を受けるとまさしく「目からウロコ」なことも多くあります。BSCの運用においてもPDCAを回して改善を重ねていますが、私や管理職の社員の考えが大きく反映されることには変わりありません。だからこそ、バイアスから脱却するためにも専門家の考えを聞く機会は非常に貴重なものだと痛感しています。前回の結果を受け、この1年間で勉強し直し、調べ直し、作り直ししてきましたが、この研究で第一線を走る先生方の知識の深さと洞察の鋭さによって多くの改善点について指摘を受けました。

「社員とその家族の幸せ」が経営理念としてありますが、そのためには経営がうまくいっている必要があります。経営者の「勘」だけでなんとかなるほど会社経営は甘くない。先人の知恵(亀山電機にとってはBSC)を活用した上で、さらに試行錯誤を重ねても、ままならないことは多々あります。より成功へ近い道を選べるように今回の学びを明日の経営につなげていかなければなりません。現在は社内で打合せを重ねて、受けた指摘を改善するための具体的な方針を検討しているところです。これが実際にBSCへ反映されて実用に至るまで、継続して社内で活動する予定です。最終的には社員全員が安心して働いて、もっと給料もボーナスも稼げる会社にするため、頑張ります!

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ (2016-2017年度会長、2010-2011年度幹事)
佐世保高専同窓会 幹事(年度 会長)
佐世保高専剣道部OB会役員
NTC西九州テクノコンソーシアム(2024年度 会長)
長崎県情報産業協会(副会長)