恩師とのお別れ


去る2月13日(金)、私の佐世保高専時代の恩師である、石津 好一先生がお亡くなりになられました。
  石津先生は佐世保高専創設間もない昭和40年4月より27年間にわたって勤務され、その間、寮務主事、学科主任を歴任されました。とくに学科改組初年度という学校にとっても、学科にとっても大切な時期に学科主任を任され、これを円滑に進めるべく、教育課程の新設・変更、施設・設備の移管等、重要な改変に精力的に当たって、新生機械工学科の基礎を築かれました。平成4年、惜しまれながら定年退職され、名誉教授の称号を授与されました。

 
 私が5年生だった29年前、機械工学科の担任の先生としてお世話になりました。(低学年の頃も担当をして頂いた記憶があります・・・) 学生によかれと思うがゆえに学生を本気で叱り、そのために多くの学生に慕われました。 そんな石津先生がお亡くなりになったと聞いて、同級生に連絡したところ、一番返事が早かったのは、先生にたくさんお世話になり、迷惑を掛け、叱られた(頭の悪かった(笑))事の多かった友達でした・・・
(※決して私が頭の悪い同級生しか連絡先を知らなかった訳ではありません(>_<)(笑))

 そんな同級生から29年の歳月を経て先生へたくさんの香典・御花・弔電が送られていました。

16歳から20歳という、人生で最も楽しく、そして不安な時期、すなわち青春期を過ごした佐世保高専での学生生活は、石津先生なしでは語れません。
たくさんお世話になったことでたくさんの想い出と先生への感謝の気持ちを持つことが出来た様に思います。
 
 
先生、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

attachment0021

                        (※参考文献:佐世保高専30周年誌)

投稿者のプロフィール

北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、1996年(平成8年)に亀山電機を設立しました。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段です。
坂本竜馬に憧れ、亀山電機を設立しました。
【所属】
長崎西ロータリークラブ(委員長)
佐世保高専同窓会会長
佐世保高専剣道部OB会役員
ベンチャーサロン・サセボ(世話人)
NTC西九州テクノコンソーシアム(人材育成検討WG主査)
佐世保IT研究協議会(代表理事)