お客様のメンテナンスビジネス、ひいては亀山電機のストックビジネスの確立へ
投稿日:2018年05月07日
ストック型ビジネスとは、仕組みやインフラを作ることにより、継続的に収益が入ってくるビジネススタイルです。
亀山電機はメンテナンス分野にも注力しており、ストック型ビジネスの事例として4月6日日刊工業新聞社様より紹介して頂きました内容を紹介します。
尚、ストックビジネスはお客様のためのビジネススタイルだと信じています。 機械はどうしても疲労・寿命は避けられません。 保守サービスを締結させて頂き、何かあった場合にお客様の為にサポートして、機械寿命を長くすることにより、お客様の利益になると信じております。
―有機媒体を蒸発に使う有機ランキンサイクル(ORC)メーカーであるイタリアのターボデンと連携します。
日本市場において同社製発電装置の単独保守契約を結びました。国内では稼働済みと建設中を合わせて5件あります。ペンタンと呼ばれる有機溶剤を媒体に用いれば、水に比べてランニングコストが安いため、環境に優しく商機があるとみます。
―保守事業への期待
現状、売り上げに占めるストックビジネスは1割に満たしません。同業他社が取り組んでいない部分で、ストックビジネスを確立したいと思っております。ORCは法令によって毎年の点検が義務付けられています。現在、1件につき年間500万円程度の売り上げを想定しています。
―集客やマーケティング戦略
FA技術者向けのウェブサイト『輸入機械メンテナンス.COM』を開設しています。サイト中のブログには、予知保全や予兆診断などトレンドの言葉を意図的に組み入れています。
―海外メーカーの製品保守には英語も必須になります。
2017年に続き、3月にフィリピン人女性2人が入社し、計4人の日本語や英語など語学に優れているフィリピン人を採用しています。今後も採用数を増やしていく所存です。
亀山電機はお客様の為、今後の安定期的な売上確保の為、さらに精進して参ります。
投稿者のプロフィール
北口功幸
1965年(昭和40年)大村の松原の漁師街生まれ。
松原小学校、郡中学校を経て、国立佐世保工業高等専門学校(佐世保高専) 機械工学科を1986年(昭和61年)に卒業。
空調衛生設備会社へ入社し、同社九州支店へ配属。その後、長崎地場の機械・設備設計会社や制御系の会社を経て、坂本竜馬に憧れ、1996年(平成8年)に亀山電機設立。
剣道とバレーボールは小学校から関わりを持ち続け、10年続けた剣道は三段。
2020年(令和2年)亀山電機代表取締役会長へ就任、同時に亀山社中設立、代表取締役社長へ就任。
【所属】
長崎西ロータリークラブ (2016-2017年度会長、2010-2011年度幹事)
佐世保高専同窓会 幹事(年度 会長)
佐世保高専剣道部OB会役員
NTC西九州テクノコンソーシアム(2024年度 会長)
長崎県情報産業協会(副会長)