Q -よくあるご質問
Q49:単線図と複線図について教えてください。
A -ePLAN電気設計.COMからの回答
お問い合わせいただき、ありがとうございます。
本日は単線図及び複線図の違いにつきまして、ご紹介させていただきます。
単線図及び複線図は主に設備の電気回路を表す図面となります。
単線図は別名「単結」や「単線結線図」、「単線接続図」といわれております。
また、複線図は別名「複線結線図」や「複線接続図」といわれております。
単線図と複線図の違いを簡単に表すと、単線図は「概要を示した図面」であり、複線図は「詳細を示した図面」ということとなります。
単線図は電気回路全体の機器構成及び容量、接続などを表現するために使用する図面であり、シンボルといわれる簡単な電気用図記号と1本の線で示したものとなります。
用途としては、プロジェクトの計画や打ち合わせ段階にて実施する説明の際に利用されます。
例えば、プラント系などの大規模設備や受電設備の全体構成を把握するために、単線図は必要となります。
一方で、単線図をより詳細に表した図面が複線図であり、 実際に接続されている配線数で示したものとなります。
実際の現場にて実施する配線作業は、この複線図を基準として行っていきます。
そのため、複線図に接続する機器の端子番号や型式などの情報が丁寧に記載されていれば、作業者は迷うことなく配線することが可能となります。
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