前回ご紹介した、 ＴＳ ＩＴ サーバー・ネットワークラックは、最大許容荷重 １,５００ｋｇと、高い堅牢性を誇っておりますが、その頑丈さとは裏腹に、ラックフレームの断面積は従来品の７分の１と、たいへんスリムです。
鋼板の多重折り曲げ加工によって、高い剛性を確保した「ＴＳ８フレーム」を採用することにより、広い間口と内部空間を実現しています。
そのため、現在我が国で多く使用されている「幅７００ｍｍ」ラックと比べると内部が狭いのではないだろうか？と思われる「幅６００ｍｍ」のＴＳ ＩＴ ラックであっても、十分皆様のご検討に値するのではないかと考えます。
　世界標準のひとつである「幅６００ｍｍ」ラックは、省スペースである点、及び機器の排気還流による熱の蓄積が、一般的な「幅７００ｍｍ」ラックと比べ少ない点からみて、コストパフォーマンスが高い製品です。