Before (改善前)

制御機器の多くの動作保証周囲温度は50℃となっています。周囲環境温度が40℃をこえるよう高温地域に制御盤を設置した場合、外気温度が高いために自然放熱だけでは盤内の温度が下がらずに60℃を超えることがあり、度々制御機器に熱トラブルが発生していました。

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After (改善後)

トラブルが発生すると復旧がスムーズにいかない場合が多い海外では、制御盤内温度を制御盤用クーラーによる盤内の温度管理を実施します。 制御盤の熱計算を設計段階ですることで、PLCやインバーターなどの制御機器の故障を防ぐと同時に、制御機器の長寿命を実現します。

POINT(要約)

制御盤の設置環境が高温の場合や、制御盤内の発熱量が多い場合には、制御盤クーラーなどによる設計段階から熱対策が必要になります。 特に一度納めるとメンテナンスが難しい海外へ設置する制御盤では特にその対策が重要になります。