コンデンサ(condensare)とは、静電容量(electrostatic capacity)により電荷を蓄積/放出を行う受動素子です。単位はF(ファラド)が使われます。一般的に使用されるコンデンサは数pF(ピコファラド)~数万μF(マイクロファラド) 程度です。両端の端子に6.3V~10,000V 程度印加することが可能です。コンデンサは誘電体によって分離された2 枚の電極・電極板によって構成されます。
[種類]
アルミ電解コンデンサ ;電解コンデンサ・ケミコンともいわれる。大容量で体積が小さい。
通常、印加電圧の極性がある。
マイカコンデンサ;誘導体にマイカを用いたコンデンサ。
温度係数が小さく一定、容量の制度も高い、高周波特性も良い、
高温に適応可能、ただし誘電体の厚さを薄くできない為、大型で高価。
セラミックコンデンサ ;高周波特性が良い、容量値の温度特性が良くない。
積層セラミックコンデンサ;小型で安価。チップコンデンサとも言われ主流である。
フィルムコンデンサ ;静電容量値の精度が良い。