数々のサイバー攻撃の被害を世界各地で受けています。
その中のに、核施設や原子力発電所、鉄道会社の信号機といった制御システムを対象としたサイバー攻撃も行われています。
事例として、2003年1月、米オハイオ州にある原子力発電所の制御システムがウイルスに感染して5~6時間にわたって安全管理システムが停止しました。
また、2012年サウジアラビアの石油会社大手サウジアラムコが、8月中旬におよそ30,000台にのぼる同社のワークステーションがサイバー攻撃の被害を受けていました。
こういったように、世界各地では制御システムへのサイバー攻撃を受けているのです。
サイバー攻撃を防ぐためにも、制御製品開発に求められるセキュリティ対策があります。
・制御製品企画の段階から、セキュリティ対策検討を加える
・制御製品における高度セキュア化技術研究
・セキュア知識を持ってプログラム開発をする
・製品によっては、製品内にタスク通信のログ機能、監査機能
・製品によっては、ネットワーク通信にログ機能 ⇒ 監査機能
今後、セキュリティを強化することも大事ではありますが、攻撃を受けた後の対応というのも大切ではないかと思います。