フナ

先日、うちの近くの堤で水干しを行っていました。
堤とは、小さいダムの様なもので、水門が開けられると
家の前の川にフナがわんさか流れていきます。
外出から帰ってきた娘達は、その気配に気づき一目散に
川へ向かいピチピチ跳ねるフナとスッポンを見つけて
「食・べ・る~」の奇声が近所中、響き渡りました。

昔の人は、フナと大根とを味噌の煮つけで、食べるのが
ご馳走だったらしいのですが、これがまた何とも強烈に
泥臭く、殆どの人は敬遠するのですが、フナを捕っていた
近所のおじさんが、「これがもうのすごくうまい!」と子供達に
いうので、子供達の頭の中では、「おいしい!食べたい!」と
膨れ上がっているようでした。
しばらくは、フナの話が尽きなさそうです。