原子力発電

SE01 R.A

現在、原子力発電が問題視されていますが、「原子力発電とはこういうものだよ」と知らない方が

多いと思います。

そこで原子力発電とは、どういったものか調べてみました。

ウラン(濃縮ウラン)を核分裂させて水蒸気を作り、発電させています。
日本で生産されている電力のおよそ20%は、原子力でまかなわれています。

<仕組み特徴>

濃縮ウランは3年ほど核分裂を続けることができるため、少量の資源で長期間エネルギーを生産することが出来るのが特徴です。また、火力発電と同じようにシステムの中で、温室効果の高い水蒸気は生産していますが、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量はほとんどありません。そのため、温暖化防止に役立つクリーンエネルギーとして確立させるため、リサイクル方法の研究が進んでいます。さらに、一定燃料で長期間動かすことが出来るため、安定したエネルギーの供給が行える事が大きな特徴です。

<問題点>

原子力発電の大きな問題点は、放射能を含んでいるウランを原料としていることです。放射能は土壌や大気をも汚染してしまう危険な物質で、パワープラントの建造物が地震でこわれたり、老朽化などで漏れ出すとその周辺地域の土壌・大気を汚染して生物のすむことの出来ない場所にしてしまうことです。特に地震の多い日本における原子力パワープラントは、原爆を抱えていると等しいと考える事もできます。また、放射能を多く含むウランの残りカス「プルトニウム」を地中に埋め類外に適切な処理法方が無いことが大きな問題点となっています。