『上司と部下の教科書』

お疲れ様です。

MGのTUです。

本日は社会人の方、これから社会人になる方へ、本の紹介です。是非ご一読下さい。

『上司と部下の教科書』

上司は人間力を鍛えよ、部下は上司をマネジメントせよ。

致知出版社 定価=本体1,600円+税

タイミングも叱る技術

部下が何か失敗をしたときに、ここぞとばかり過去のことにまで遡って、とことん叱る人がいる。

これもあまりよくない叱り方だ。

注意することに努めていても、過去のことまで持ち出されては、叱られている部下は堪らない。

それでは効果半減だ

(実は我が家の賢妻の私に対するやり方がまさにこれである)。

叱り方でも「あれも、これも」はダメで、「あれか、これか」で行くべきだ。

叱る(注意する)タイミングも大事である。

まだ仕事に慣れていない新人は、失敗も多いが、仕事の進め方に自信がないから常にアドバイスを求めている。

この段階では失敗しても叱ることなく、アドバイス、ヒントを与えるに留める。

叱るのは仕事に自信が出てきた頃で、油断から仕事が粗くなったとき、

仕事への慣れから原理原則に反する行動をとったときに叱ると効果的だ。

私も、そうやって上司から叱られ、色々なことを教わった。

上司と部下