「国家の品格」

「国家の品格」を現在読書中のGA、T・Mです。
ベストセラーなので、もう読まれた方もいらっしやるかもしれせんね。著者は数学者なのですが、お馬鹿な私でもとてもわかりやすく書かれています。読み進むにつれ「あ~日本人でよかったなぁ」と思うことが、しばしばありました。
日本人特有の情緒やあわれむ心、武道精神etc。なんでも芸術にしてしまう日本人。お花なら華道、お茶なら茶道、弓、剣なら弓道、剣道など欧米には無い考えのようです。例えば情緒で言うと日本人はすぐに散ってしまう桜を儚いものだからこそ美しいと考えるけど、欧米人は咲き続ける薔薇を美しいと思う。また著者は昔の人は英語が話せないのに外国へ渡って尊敬されて帰国するけど、現在の日本人が海外へ行っても尊敬はされない。なぜかというと日本人としての中身がなく、英語が話せるから「国際人」とは違うと書いてました。まだ途中ですが、この本を読み終わったら、古典文学を次は読んでみようかな・・と思いました。