とある夜、用事で帰りが遅くなった私は、いつもどおり自宅へ上る階段を昇り眠たい目を
こすりながら、暗闇の中、手探りで自宅の鍵を開けて、扉を開こうとしたときでした。
玄関前にある腰より少し高い荷物入れの上に、見覚えがないものがありました。

・私　「(自宅扉を開こうとして)・・・っと！この謎のもさもさした物体はなんだ!!?」
・謎の物体「・・・？(めんどくさそうに、頭だけおこし、振り向きこちらを一瞥)。」
・私　「（あっ、良く見るとにゃんこだ、、、）・・・あの、どちらさまですか？」
・謎の物体⇒にゃんこ「・・・・」
・私　「・・・ご休憩ですか、お泊りですか？」
・にゃんこ「・・・・」

こんなやり取りを5分ほど行って、意味が無い事に気づいたのでとりあえず家に入り、
悔しいので玄関の明かりをチカチカして反応を見たが、お構いなしに寝てしまいました。

今では、すっかりなじんでしまい、雨が前日降った日には荷物入れの上に必ず毛が落ち
ております。最近は雨が降り続けているので、いっぱい毛が落ちているのを見るたびに
「まだ梅雨明けしてないな」と実感している今日この頃です。。。。