「新幹線の生みの親・島秀雄氏の格言」
投稿日:2011年08月04日
投稿カテゴリー: SE
社長室 TU
以前、読んだ本の中からの抜粋です。
日記の趣旨に合ってないかもしれませんが、なにかの参考になれば幸いです。
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柿沼博彦(JR北海道副社長)
線路と道路を走行できる新型車両
「DMV(デュアル・モード・ヴィーグル」の
開発で注目を集めるJR北海道副社長
『致知』2009年8月号特集「感奮興起」より
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専門家とは、自分の仕事を意識し続けられる人であり、
意識し続ける中からアイデアが出てくるものだと思います。
マイクロバスに線路を走らせようと
アイデアが出るまで七年もかかっているんです。
その間、アイデアが出ないで進捗がない時は
違う仕事に着手しているでしょう。
でも、その命題を忘れないで自分の脳にしまいこんでおく。
それが何かと結びついた時にパッとひらめくんです。
やっぱりその対象にめぐり合うまで意識し続けられるという、
仕事に対する執着心が必要ですね。
また、「できる」という前提で
事にあたることが大切だと思います。
前の社長に言われて気づいたのですが、
これまで「柿沼、これはどうにかできないか」と言われた時、
私はいつも「おもしろいですね」と答えていたらしいんです。
いまの人たちは簡単に
「それは無理です」「物理的にできないと思います」
と言うのですが、新幹線の生みの親である島秀雄は
「できないことを『できない』と絶(こと)わる。
至極あたりまえのことなのだが、
これがなかなか大変である」
と言っています。
あらゆる方法をもってできないことを証明するより、
たった一つできる方法を探すほうが簡単なんです。
だから「必ずできる」「諦めない」、
この精神がアイデアを形にするために必要だと思いますね。