量のグループと質のグループ

SE01 YFです。

ある美術学校でのエピソードです。
陶芸の授業のとき、最初に教師はクラスを2つに分けた。
そして、アトリエの左半分の生徒には作品の量によって、
右半分の生徒には作品の質によって採点すると告げた。

採点の時がきて、興味深い事実が明らかになった。
優秀な作品はすべて、”量グループ”から生まれた。
量グループの生徒は、たくさんの作品を作っていく過程で
いくつもの失敗をしそこから学ぶことができ、いい作品を
次々と生み出すことができたそうです。

質グループの生徒は、完璧な作品について理屈をこねるだけで
手を動かさなかったため、成果として残ったものは無く、
壮大な理論と作品になり損ねた粘土だけだったそうです。

失敗を経験することで財産に変えていくことが
必要なのだと感じました。