モータースポーツは究極のモノづくり

お疲れ様です。システム技術部のT.Tです。

先日、九州で唯一国際規模のレースが開催できるオートポリスサーキットで、
日本のトップドライバーが一堂に集結するレースを見ました。

その際グリッドウォークというサービスがあり、スタート直前
グリッド上に並んだクルマを間近に見ることができます。

メカニックやエンジニアは、マシンの最終調整を行っていました。
私はドライバーやレースクイーンよりも、メカニックの人たちが
使っている道具やパソコンの画面がとても気になりました。

今のレーシングカーは、高度にコンピュータ化されており
エンジン、ギアボックスはもちろん、サスペンションやブレーキの
セッティングまでコンピュータを通して行います。

特にセミオートマチックトランスミッションは
ステアリング裏のレバー操作でコンピュータにシフト信号を送り、
プログラミング シフトアップ/ダウンを行うという
もはやレーシングカーもオートマで乗る時代が来ています。

モータースポーツというと、莫大な資金がかかる壮大な遊びの世界のように思いがちですが、
各チーム、各メーカーの意地とプライドを賭けた技術の戦争とも言うべき場です。

ビス一本が直接命にかかわる厳しい現場で仕事をしている様子を見ると、
モノづくりを行っている企業の中でも究極のモノづくりだと感じました。

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