IE9

031809_ie8米Microsoftが3月15日、次期版Webブラウザ「Internet Explorer(IE)9」を自社のMIXカンファレンスで披露したとのことです。
IE9は「Chakra」と呼ばれる新しいJavaScriptエンジンを搭載するほか、HTML5やCSS3などのWeb標準のサポートを目指しています。

「Chakra」と呼ばれる新しいJavaScriptエンジンは、マルチコアを活用する設計になっており、JavaScriptのコンパイルを、IEと並行して別のCPUコア上でバックグラウンドで行うことで高速化を図っている。
ベンチマークテストでは、IE9プレビュー版はIE8をはるかに上回り、Firefoxを超え、SafariとChromeに次ぐスコアをたたき出している。

またWeb標準であるHTML5、DOM、CSS3のサポートを目指していることも特筆すべき点で、「複数のブラウザで同じHTML、スクリプト、フォーマッティングマークアップが同じように動作するようにすることが目標」としています。
現時点では、Web標準準拠テストAcidで55点(100点満点中)しか取れていないが、取り組みが進むにつれて点数はよくなると同社は述べています。

個人的にはIEを全く使わないので、スピードがどうなろうと関係ありませんが、web制作者としてはIEの独自仕様にはかなり手を焼いており、レイアウト表示がその他のブラウザと同等になればかなり助かります。

ある意味、期待大の製品です。(・∀・)