システム技術部のSMです。

私の趣味の一つにボクシング観戦があるのですが、ボクシングの世界でもっとも価値のある肩書きは「世界チャンピオン」です。昨年末亀田が3階級制覇を達成しました。ボクシングは体重別の階級制になっています。3階級制覇とは3つの階級で世界チャンピオンになったということです。

戦後間もないころのボクシングは7階級しかなく、世界チャンピオンも7人だけでした。現在は17階級に細分化され認定団体も4つになり、単純に考えると世界チャンピオンは68人存在もすることになります。

その昔、ファイティング原田は世界チャンピオンが7人しかいない時代に2階級制覇を達成しました。亀田の3階級制覇とファイティング原田の2階級制覇。言葉だけ聞くと前者の方が聞こえはいいですが、実は後者の方が何百倍もの価値があります。

肩書きの聞こえではなく、その中身が重要であることを感じる今日このごろでした。