Question (質問)
シーメンスのET200SPとは何ですか?
Answer (回答)
シーメンスのET200SPは、シーメンスのリモートI/Oユニットです。
このリモートI/Oは、次の2つで構成されます。
1つは、工場フロアのセンサーとアクチュエーターの近くに取り付ける一連の入出力を接続する入力モジュールです。
もう1つは、ヘッドモジュールで制御盤のPLCとネットワークで接続されます。
モータースターターなどの他のモジュールも接続することが出来ます。
リモートI/Oの開発により、工場フロアのセンサーとアクチュエーターのすぐ近くにI/Oを配置し、デバイスをI/Oカードに接続してからリモートI/Oをもう一端のPLCに1本のケーブルで接続することが出来ます。
プロジェクトの構成に応じて、ProfinetまたはProfibusケーブあるいはその他のタイプの産業用ネットワークになります。
ET200SPリモートI/Oの各コンポーネントはDINレールに取り付けることが出来ます。
取り付け手順としては
1.ヘッドモジュールをDINレールに置きます。さらにカチッという音がするまで下部を押し込みます。
2.ベースユニットをレールの上に置き、それぞれをレールに押し込みます。レールにカチッとはまるようにします。
3.次に、ベースユニットを左に押してヘッドモジュールのピンに接続します。カチッという音がします。これで、ベースユニットはヘッドモジュールとデータ通信ができます。残りのベースユニットも同じ方法で順に取り付けることができます。
I/Oモジュールを取り付けるにはベースユニット上部に押し込むだけです。カチッという音がします。
4.ベースユニットの最後にはターミネーター(またはシーメンスではサーバーモジュールと呼ぶもの)をインストールする必要があります。
以上です。ご不明点はお問合せ下さい。