仙台高専向けデジタルツイン(ロボット)納入実績

仙台高専向けデジタルツイン (ロボット) 納入実績

製造ラインを意識した次世代型・簡易教育システム提案

背景と目的

背景と目的: 次世代エンジニアに求められるスキル

仮想空間
(シミュレーション)

現実空間
(製造ライン)

製造現場のシフト

従来の単なる「軸制御」から、複雑で実践的な「スカラ制御 (SCARA)」を用いた製造ラインへと移行中。

求められるエンジニア像

現実空間と仮想空間(シミュレーション)を差別化せず、両空間をシームレスに(意識せずに)往来・操作できる人材。

本提案の目的

オフラインティーチングから実機動作の即時検証までを網羅する、スカラーロボットとシミュレータを融合した次世代学習環境の構築。

システム全体像

システム全体像:環境を意識させない単一の学習空間

仮想空間

スケールロボットシミュレーションシステム

PC 上のアプリケーション内におけるシミュレーション環境

現実空間

スケールロボットシステム

実機による精緻な
ロボット制御環境

運用基盤

インストール・教育マニュアル

導入から操作、他高専への展開を見据えた
包括的なトレーニングマニュアル一式

「これらは独立したシステムではなく、環境を意識させない
単一のシームレスな学習環境として機能します。」

システム構成図

システム構成図:デジタルツイン・トポロジー

教材用パソコン

双方向データ通信

スケールロボットシステム

ロボット本体
(SCARA)

制御用PLC

電源ユニット

Ethernet

USB

シリアル通信

・Windows 11 Pro
・Core i3以上
・メモリ 4GB以上
・SSD 500GB以上
・スケールロボットシミュレータ搭載

ハードウェア連携イメージ

構成詳細:ハードウェア連携イメージ

三菱製 GOT

(Graphic Operation Terminal)

PLCと接続され、直感的なHMI(ヒューマンマシンインターフェース)操作と状態監視を提供。

三菱製 PLC

(Programmable Logic Controller)

システムの頭脳。ラダー/SFCプログラムの実行基盤。電源ユニットと共に別空間に収納。

水平多関節ロボット

(SCARA Robot)

PLCからの指令に基づき高精度な物理駆動を実行。

ハードウェア制約・スペック

システム全体電源容量:2kW以下      フットプリント:1000×1000×1700mm以内

シミュレーションシステムの機能

仮想空間:シミュレーションシステムの機能

3D可視化と環境構築

スケールロボットと動作環境を3D表示し、現実と同じ実験環境を仮想内に再現。

軌跡可視化とデータ出力

動作軌跡のビジュアル化と3D座標データの出力。

パラメータ&
オートチューニング

ターゲットマシンの各種パラメータ設定と、最適値のオートチューニング機能。

ダイレクト通信

制御用PLCとの直接通信によるオンライン/オフラインシミュレーション。

スケールロボットシステムの実装

現実空間:スケールロボットシステムの実装

基本スペック

– 可搬重量: 3kg以上
– サイクルタイム: 0.44s以下
– 位置繰り返し精度: ±0.01mm以内
  (X-Y合成)

可動範囲 (Workspace)

– 水平: X=100mm, Y=450mm
– 高さ: Z=100mm

ツール&タスク

– エンドエフェクター: 吸着パッド方式
  (コンプレッサ搭載)
– 実習タスク: 3種類の受け治具間での円筒
  形ワーク (φ35~45mm樹脂製) 搬送

安全性とモビリティ

教育現場に最適化された安全性とモビリティ

安全性 (Safety First)

透明樹脂カバーによる保護スケール
扉開閉時のシステム電源自動遮断機能
緊急停止(非常停止) ボタンの標準装備
漏電時の自動停止機能

モビリティ (Mobility)

分割式構造(ロボット部とコントローラ部の分離運搬が可能)
ロック機構付きキャスターによる容易な移動
標準的なAC100Vコンセント駆動

デジタルツイン・ループ

デジタルツイン・ループ:双方向のデータ連携

3D CADデータのインポートとオフラインティーチング。

プログラム・座標データを実機の三菱製PLC/GOTへ転送。

スカラーロボットによる高精度な物理タスクの実行。

現実空間での稼働情報・センサーデータを取得し、仮想空間のシミュレータへフィードバック・状態表示。

教育的価値と学習ステップ

教育的価値と学習ステップ

Step 4:データ連携・最適化

双方のデータを共通利用し、チューニングと最適化問題を解決。

Step 3:オンラインティーチング

実機 (GOT・ティーチングボックス)を用いた現実空間での動作検証。

Step 2:オフラインプログラミング

PC上でのラダー/SFCプログラム作成とシミュレーション。

Step 1:環境モデリング

仮想空間上でのロボット・実習環境の構築。

日本語版トレーニングマニュアル標準提供

導入実績

導入実績:全国の高専ネットワークへの展開

「全く同じシステム構成での導入・運用実績があり、標準化された高度な教育プラットフォムとして実証済みです。」

Proven

実証済み

Proven

実証済み

1. 仙台高等専門学校広瀬キャンパス

2. 奈良工業高等専門学校

3. 久留米工業高等専門学校

保守・運用支援体制

安心の保守・運用支援体制

品質保証 (Warranty)

納入後1年間の無償修理・交換対応(メーカー保証に準ずる延長も対応)。

部品供給 (Parts Availability)

保守部品の最低5年間の保管・供給を保証。

技術サポート (Technical Support)

専門要員による遠隔保守対応に加え、トラブル時の迅速なオンサイト(現地)対応体制。搬入・据付・調整まで全てカバー。

まとめ

まとめ:次世代エンジニア育成の強固な基盤

真のデジタルツイン

仮想と現実をシームレスに繋ぐ双方向データ通信とシミュレーション環境。

産業標準ハードウェア

三菱製PLC/GOTと高精度スカラーロボットによる、現場(製造ライン)に直結する実践的スキル習得。

実証済みの教育モデル

全国3つの高専で同一構成が稼働中。安全基準とモビリティを満たした完成された教育パッケージ。