現在、様々なサイバー犯罪が世の中で取り沙汰されていますが、プロセスオートメーションの分野においても、グローバルネットワークの拡大や規格のオープン化に伴い関連するサイバー犯罪が多くなっています。シーメンスではプロセスオートメーションにおいて下記事項の不正アクセス等を挙げています。

• ネットワークの過負荷または障害
• スパイ行為や、パスワードまたはプロセスデータの盗取
• プロセスオートメーションシステムへの不正なアクセス
• 直接的な破壊行為

上記のような事項へ対応するため、シーメンスでは、プラント保護のためにSIMATIC PCS 7プロセスコントロールシステムを活用し、アップデートされる様々な安全措置とも連動を図り、全体的な視野に基づくきわめて効果的な安全性というコンセプトを発展させました。

但し、様々な対策を講じても万全のセキュリティは築けません。
よって、シーメンスはSIMATIC PCS 7 ITセキュリティとセーフティエンジニアリングを組み合わせて、サイバー犯罪の影響を抑圧、または許容レベルにまで抑制できるようになると提案しています。(一部、シーメンス・ジャパン㈱「プロセスオートメーション用 セーフティインテグレーテッド 信頼性の高い、フレキシブルで使いやすいシステムのご提案」より抜粋)

出典：シーメンス・ジャパン㈱「プロセスオートメーション用 セーフティインテグレーテッド 信頼性の高い、フレキシブルで使いやすいシステムのご提案」