使用制御機器
S7-400 , S7-300 , ET-200S など
製品画像(様子)
製品の特徴
某社の発電設備の制御ユニットの点検を行いました。
亀山電機による盤の点検は年に4回実施しています。
また、このほかに2年ごとにプラントの定修点検が行われます。
①盤の外観確認
盤の外観に破損などがないか確認いたします。
今回の点検では軽い変形が数カ所で見られたのみで、扉のゴムパッキンなどには損傷がみられませんでした。
②盤の内観確認
盤内部のPLCなどの挙動に異常はないか目視で確認いたします。
例えば、INTERFACE MODULE<6ES7153-1AA03-0XB0>のネットワークケーブルの通信ランプが点滅していない、などの異常がないかを確認します。
今回は100V電源確認用のINDICATOR LIGHT(5TG80570)が消灯しているところを確認しました。
電源確認用ランプでしたので、ランプの電源端子などを電圧計で計測し供給電源には異常がない事を確認しました。
③パソコン経由でPLCの診断情報の確認。
具体的にはエラーログに不審なエラーログがないか確認したり、PLCの時間が実時間とずれていないかを確認いたします。
今回のメンテナンスでは不自然なエラーログや時計のズレなどは見つかりませんでした。
④通信状況の確認
PROFIBUS の通信状況の確認を機器ごとに行います。
パソコンから全体を制御しているCPU416-2<6ES7 416-2XN05-0AB0>や
各種盤内のI/O信号を受信しているINTERFACE MODULE<6ES7153-1AA03-0XB0>までの通信経路に異常がないかなどの確認を行います。
今回のメンテナンスでは通信に異常は見られませんでした。
亀山電機では制御盤の構成の他、定期メンテナンスなどの業務も承っております。
設備のメンテナンスでお困りの際はぜひご連絡ください。