使用制御機器
S7-1500CPU(CPU 1511-1 PN)、コントロールユニット、アクティブラインモジュール、シングルモーターモジュール など
製品画像(様子)
製品の特徴
近年、エレベーターの運行状況を遠隔で監視するなど、IoTが目覚ましい発展を遂げるとともに、遠隔での監視やメンテナンスが増えています。
技術サービスを生業としている亀山電機の業務も例外ではなく、リモートサポートを行う為にTeamViewerやRemoteCallを用いた遠隔操作による機器の監視サービスなどに提供に力を入れております。
とはいえ、実際にどの様な流れでリモートサービスを行ってもらえるのかイメージがつかめない方もいらっしゃると思いますので、今回の記事を参考にしていただければと思います。
「ドライブを用いたモーター制御システムの遠隔改造」
主な構成機器
S7-1500CPU(CPU 1511-1 PN):6ES7 511-1AK02-0AB0
コントロールユニット:6SL3040-1MA01-0AA0
アクティブラインモジュール:6SL3130-7TE23-6AA3
シングルモーターモジュール6SL3120-1TE23-0AC0
今回の案件は茨城県の某メーカーに導入した、モーター制御システムの制御内容の変更で、依頼内容を簡単にまとめるとモーターの移動速度・加速度・減速度の変更、および入力に対する応答パターンの変更を行いました。
「遠隔操作の流れ」
最初にお客様から遠隔改造を行う為に必要なソフトウェアの確認と日程の調整を行い、亀山電機本社にてパソコンに必要なソフトウェアをインストールしたノートPCを用意しお客様の元へ発送いたしました。
当日は、お客様とお電話を用いた状況確認と作業内容の再確認を行った後、作業を行いました。
現地にいるお客様の要望にリモートで応えながら、その場で設定値の変更やエラー内容の解析、プログラムの動作パターンの変更などを行いました。
注意点として、現場を目視で確認できない都合何かを行う時は必ずお客様に確認を取り、作業を行いました。
この他にも緊急で現場に作業員を派遣できない場合にはリモートでメンテナンスを行う事例が増えています。
現地への作業員の派遣依頼のほかにリモートメンテナンスでのエラー対応などを、お気軽にご依頼ください。