前回、説明したSTEP7のプログラム表記のうち、標準で対応しているプログラム(LAD/FBD/STL)間で表示切替をする事ができます。
今回はその表示切替の互換性について説明します。
LAD及びFBDからSTLへの表示変換(LAD/FBD—>STL)
LAD及びFBD形式で作成したプログラムは100% STL形式の表記に切替可能です。
LADとFBDとの相互表示変換(LAD<--->FBD)
LAD形式とFBD形式との相互表示変換としては、ほとんどの場合可能です。
(使用ファンクションの関係や表記方法によっては表示切替できない場合があります)
STLからLAD及びFBDへの表示変換(STL—>LAD/FBD)
STL形式からLAD形式及びFBD形式への表示変換は、プログラム内容にもによりますが
STL形式でしか表現できない処理をしたプログラムの場合は他へ表記切替することができません。
表記切替できない表現があるプログラムを切替しようとした場合はSTL形式での表記となります。