DCSとは分散制御システム（Distributed Control System）の略称であり、大規模なプロセス制御対象に対し、複数のコントローラで協調・統合した制御をする装置になります。
コントローラにはマイクロプロセッサ（MPU）がしようされ、1台あたり1～数100ループの制御が可能です。
DCSの制御対象はおもに流体で、その圧力・流量・温度などを制御します。
このコントローラ同士を制御ネットワークで接続し、大規模なプラントの操業を実現しています。