製品画像(様子)

製品の特徴

本案件は、10数年前に導入した海外メーカー設備に使用されている2種類のシーメンス社製タッチパネル(OP77B、MP277 8”Key)の輝度が落ちてきているため、予備品を購入しておきたいというものでした。
そこでまず、同型式の製品が購入可能か調査しましたが、設備に使用されていたタッチパネルはシーメンス社の製品ステータスがフェーズアウト(生産終了およびサポート終了)していたため、新たに予備品の購入は出来ませんでした。

そこで、本事例ではお客様に対し、次の2通りの提案をさせて頂きました。
まず1つ目は、後継機種(KP400 Comfort、KP900 Comfort)への更新です。
更新を行うことで今後のトラブル発生時に予備品の入手やサポートを受けやすくなるというメリットがあります。
しかし、この更新作業では既存設備のプログラムをそのまま後継機種へ流用することが出来ず、
ソフトの改造、デバイス情報の紐づけを新たに行う必要があるため、時間とコストが掛かってしまいます。

そして2つ目は既存のタッチパネル(OP77B、MP277 8”Key)と同型式の中古再生品の購入です。
こちらの場合、市場での在庫有無、保証期間が6か月と通常より短い、多少汚れやキズがある事などデメリットはありますが、
既存のプログラムをそのまま流用できるというメリットがあります。

今回のお客様では在庫があったため、中古再生品の購入で対応いただきました。