使用制御機器

S7-1500 , ET200SP , WinCC Professional など

製品画像(様子)

製品の特徴

国内某所に新設された地熱発電所において、国内で初めてシーメンス社製PLC S7-1500シリーズを使用し、タービン、発電機、低圧・高圧のINV盤やポンプなど設備全体の各制御盤を取り纏めるための、メインの制御盤製作を実施いたしました。
ハードウェアの設計・ソフトウェアの製作及びプログラミング作業、制御盤製作、ネットワーク構築、試運転操業の助勢などに携わらせて頂きましたが、上位・下位のシステム間は、各設備の通信仕様によりPROFINET、PROFIBUS、Modbus/TCP通信を使用しており、現場と管理棟の間は光ケーブルとメディアコンバータを使用して通信を確立しております。
また各制御盤の情報は管理等へSCADA(WinCC Professional)を設置したうえで、操業状況の監視をおこなっておりますが、中でも運転状況の監視も担っているため、2重化サーバーでのSCADA構成とする事で万が一の事態にも備えた冗長化対応となっております。
今回のメイン制御盤製作においては、これまでのDCSではなくPLC+SCADA構成とする事で、イニシャルコストを抑える事にも貢献出来ましたので、今後様々な向け先へ更なる貢献が出来ればと考えております。

▼構成図