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安全度水準(Safety Integrity Levels)とはIEC 61508にて、電気制御システムの安全性能を定量化し表す尺度です。この規格の主な目的は、電気/電子/プログラマブル電子安全関連システムの故障を、使用場所や方法に関係なく最小化することです。
SILは,低頻度作業要求モードと高頻度作業要求(連続運転)モードでの機能故障規模を定量的に評価することで分類されています。

SIL4は4段階の中で最も安全性の高いレベルです。

低頻度作業要求モード
 SIL4...機能故障平均確率10⁻⁵以上10⁻⁴未満
 SIL3...機能故障平均確率10⁻⁴以上10-³未満
 SIL2...機能故障平均確率10⁻³以上10⁻²未満
 SIL1...機能故障平均確率10⁻²以上10⁻¹未満

高頻度作業要求または連続運転モード
 SIL4...機能故障平均確率 10⁻⁹以上10⁻⁸未満
 SIL3...機能故障平均確率 10⁻⁸以上10⁻⁷未満
 SIL2...機能故障平均確率 10⁻⁷以上10⁻⁶未満
 SIL1…機能故障平均確率 10⁻⁶以上10⁻⁵未満

シーメンス安全 PLC S7 は、安全度水準(SIL)に適合しています。
安全PLCにSIL3レベルの製品が必要な場合は、本製品をご活用ください。