Answer (回答)
SIMATIC S7-1500は、中規模からハイエンドの要件に対応するアドバンストコントローラであり、極めて高いパフォーマンスと拡張性を備えています。豊富な機能と幅広い製品ラインナップが用意されています。
S7-1500の主な機能
S7-1500は、単なる制御機能にとどまらず、以下のような多様な機能を標準で備えています。
統合されたシステム診断とCPUディスプレイ ユーザープログラムを作成することなく、システムの診断機能が自動的に有効になります。
また、CPU前面にディスプレイが搭載されており、PCを使用しなくても、IPアドレスの設定やプレーンテキストでのエラーメッセージの確認、診断情報の読み出しが可能です。
統合されたモーションコントロール PLCopen準拠のブロックを使用して、速度制御、位置決め、同期運転(ギアリングやカム)、外部エンコーダやプローブのサポートなど、高度なモーション制御を簡単に実装できます。
充実した通信機能とOPC UA対応 全CPUにPROFINETポートを標準搭載しており、
外部機器との通信プロトコルとしてOPC UA(Server / Client)をサポートしています。これにより、他社製デバイスや上位のWindowsアプリケーション等とのデータ連携が容易になります。
Webサーバー機能の統合 標準でWebサーバーを搭載しており、遠隔地のPCやWebブラウザからCPUのステータス確認や診断が行えます。ユーザー定義のWebページを作成して、グラフィカルな設備モニターを行うことも可能です。
安全制御の統合(Safety Integrated) フェールセーフ対応CPU(F-CPU)を使用することで、標準制御と最高レベル(SIL 3 / PL e)の安全制御を1つのCPUと1つのネットワーク(PROFIsafe)で統合して実行できます。
トレース機能 最大4つの変数の挙動(トレース)を同時に記録し、CPUの専用メモリに格納できます。これにより、ドライブの立ち上げや閉ループ制御のチューニング、トラブルシューティングを効率的に行えます。
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S7-1500の主な製品(ラインナップ)
アプリケーションの規模(プログラム容量や処理速度)や用途に応じて、多様なCPUタイプが用意されています。代表的な型式(CPU名)は以下の通りです。
1. 標準CPU 一般的な制御タスク向けの基本ラインナップです。
CPU 1511-1 PN (例: 型式 6ES7511-1AK02-0AB0)
CPU 1513-1 PN
CPU 1515-2 PN
CPU 1516-3 PN/DP
CPU 1517-3 PN/DP
CPU 1518-4 PN/DP
2. コンパクトCPU(名称に「C」がつくモデル) デジタルおよびアナログの入出力(I/O)をCPU本体に内蔵しており、省スペースでコスト効率に優れたモデルです。
CPU 1511C-1 PN (例: 型式 6ES7511-1CL03-0AB0)
CPU 1512C-1 PN (例: 型式 6ES7512-1CM03-0AB0)
3. フェールセーフCPU(名称に「F」がつくモデル) 安全制御(セーフティ)プログラムの実行に対応したモデルです。
CPU 1511F-1 PN, CPU 1513F-1 PN, CPU 1515F-2 PN, CPU 1516F-3 PN/DP など
4. テクノロジーCPU(名称に「T」がつくモデル) 標準のモーションコントロール機能に加え、さらに高度なキネマティクス制御(多関節ロボットやデルタピッカーなどの制御)や拡張同期動作をサポートするモデルです。
CPU 1511T-1 PN, CPU 1515T-2 PN, CPU 1516T-3 PN/DP, CPU 1517T-3 PN/DP など
※安全制御も搭載した「TF」モデル(例:CPU 1515TF-2 PN)もあります。
5. 多機能プラットフォーム / ソフトウェアコントローラ C/C++などの高級言語で作成されたアプリケーションをCPU上で直接実行できる特殊なハイエンドモデルやPCベースのコントローラです。
CPU 1518-4 PN/DP MFP (多機能プラットフォーム)
CPU 1507S / CPU 1508S (ソフトウェアコントローラ)
その他仕様など不明点あれば、亀山電機にお問い合わせください。





















