AMRとは

Autonomous Mobile Robotの略称で、自動走行搬送ロボットなどと呼ばれます。
これまで一般的であったAGV(Automatic Guided Vehicle)は、磁気テープやレールといったガイドが必要でしたが、AMRは簡単なプログラムで、自由に走行経路を組むことが可能です。
また、走行予定ルート障害物などがあった際も、自動で再ルーティングし、障害物を避けて走行を継続するため、AGVに比べ効率もUPしています。
可搬重量は300kgや600㎏と重量物の搬送も可能です。

AGVとAMRの違い

AGVとAMRの違いを表にまとめました。

  AGV AMR
走行方向 誘導走行
(ルート・磁気テープなどの誘導体が必要)
自動走行(誘導体不要)
ルート 固定ルート 自動算出ルート
障害物 固定ルート上で停止 回避し、再ルーティング
人との協調 不可