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SIMENS製PLCのプログラミングソフトウェアは現行品を対象とした場合大きく分けて2種類存在します。1つはSTEP7 V5.〇(最新はV5.6 SP2)もう一つはSTEP7 V1〇(最新はV16)となります。2つはどちらもSTEP7とソフト名は同一ですが、STEP7バージョン10番代以降はTIA Portaと名称が変更され、lその他のソフト例えばHMI画面作成を目的としたWincc,モータ制御インバータ構築を目的としたstartdriveと統合化されアプリケーションが異なる別のソフトウェア扱いとなるため混同しないようご注意ください。次に2つのソフトの使い分けに関してですが、SIEMENS製PLCのCPU製品の種類によって使用するソフトが異なります。
まず、現在現行品にあたるSIEMENS製PLCの種類ですがS7-300,S7-400,S7-1200,S7-1500の4種類となります。その中でS7-1200,S7-1500はSTEP7 V1〇(以下TIA)でのみ構築が可能です。S7-300,S7-400のPLCではSTEP7 V5.〇(以下STEP7)で構築するケースが多いです。厳密にはTIAでもS7-300,S7-400の構成は可能ですが、STEP7をベースにしたオプションソフトが現時点ではTIAに対応できていない為STEP7で構築されるケースが高いです。
導入した輸入機械にSIEMENS製が採用されている場合は制御盤内のPLC製品の種類をご確認頂き適したソフトウェアを選定頂くことも可能ですが、弊社にご連絡いただけますと最適なソフトウェアを調査の上お伝えすることも可能です。お気軽にご相談下さい。