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シーメンスのコンディションモニタリングシステム（SIPLUS CMS1200）について説明させていただきます。
コンパクトサイズであるSIMATIC S7-1200シリーズはPLCの各信号、ステータスやコンディションをモニタリングするシステムとなります。標準のアナログインプットは加速度センサーの4チャネルと速度センサー(近接)の1チャネルを搭載し、また、さまざまな温度センサーなどの別のセンサーからの信号を入力する事も可能です。S7-1200は最大７台までモジュール拡張可能、そのため、加速度センサーは最大28個まで接続可能となります。ご質問では対象の温度をモニターしたいとのご要望でしたので、センサーの可用性を考えた場合、赤外線非接触型の温度センサーを使用し対象の温度をモニターする方法をご提案させて頂きます。基本設定やパラメータ設定の為の小型タッチパネルをCPUモジュールに接続し、入力データやパラメータを制御、取得した入力値である温度の値をCMSでは標準Webページのブラウザで簡単に表示することでモニターすることができます。また、収集した温度データをクラウド上のシーメンスアプリMindSphereに送る事で大量にモニタリングしたデータを蓄積することも可能となります。