【7/15 日刊工業新聞にて[独製品 積極活用し差別化]の内容でご紹介頂きました】のご報告

日刊工業新聞に掲載された記事亀山電機(長崎市、北口功幸社長、095・864・7000)は、工場自動化(FA)分野の制御設計に、ドイツのシーメンス製品を積極的に活用することで差別化している。技術者を多数抱えるだけでなく、大都市圏に多い競合社に対し、地方性を逆手に取ってコスト面でもアピール。日本各地から受注が飛び込み、売り上げを伸ばしている。

 

10年前に着手

 亀山電機が得意とするのは、設備などのプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)による制御設計。国内でシェアの高い三菱電機やオムロンのほか、米ロックウェルなど各社のPLCを扱うが、その中でも「シーメンス製の位置づけは非常に大きい」(北口社長)
 シーメンス製品は約10年前に取り扱いを開始。2008年に、2人以上の取り扱い技術者の在籍を要件とする「ソリューションパートナー」になった。現在、取り扱い技術者は4人で、加えて4人を教育中だ。さらに15年3月期に10人まで増やす。そうなれば全技術者の約2割にあたり、十数社あるソリューションパートナーの中でも存在感が高まる。
 シーメンス製品の取り扱いを事業の柱に据える利点は、世界的シェアを背景にした海外での入手しやすさと同時に、日本での低い普及率に伴う技術者の少なさにある。
 海外でのプラント設置や設備の輸出の際に、メンテナンスを考慮してシーメンス製を指定されることは多い。
 また国際電気標準会議(IEC)の安全規格クリアのため選ばれるケースも増えている。だが日本製とプログラムの組み方の考え方が違うため、専門技術がなければ設計やメンテナンスは容易でない。

 

副産物も

 最近増えているのが、海外製設備のPLCがシーメンス製のため保守が出来ず、メンテナンスや国内製PLCへの置き換えを依頼されるケース。亀山電機が運営するシーメンス製品の制御設計技術を紹介するウェブサイトからの“副産物”だ。営業のターゲットエリアでなかった長野県から受注が舞い込むなど、需要の高さを実感。「まだ伸ばす余地はある」(北口社長)として、今後もさらに取り扱い領域を拡大する構えだ。

2014.7.15 日刊工業新聞より

 

亀山電機は、今後も確かな技術で地元長崎の発展のため、お客様と共に歩み続ける会社であり続けます。


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株式会社亀山電機

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