第3回ものづくり補助金の取組みについて(事例紹介)
長崎県中小企業団体中央会では、中小企業・小規模事業者の競争力強化を支援し、わが国製造業を支えるものづくり産業基盤等の底上げを図るとともに、即効的な需要の喚起と好循環を促し、経済活性化を実現することを目的に、平成24年度以降補正予算によりいわゆる「ものづくり補助金」事業の長崎県地域事務局を務めています。
本年度、中央会では、県内において本事業を活用し、試作品開発や設備投資に取り組まれた事例を毎月1社ご紹介していきます。今後新たな試作品開発や設備投資、販路開拓等にチャレンジしようとする中小企業の皆様の参考となりましたら幸いです。

事業用発電所におけるボイラー向けスマート設備保全管理システム開発
株式会社亀山電機(平成25年度)
さまざまな機器を駆使する企業にとって、設備運営をいかに確実に行い低コストに抑えるかは利潤を追求するうえで必要不可欠ともいえる部分。<亀山電機>では、ボイラー技術士の経験と多くの知識、分析力を取り入れたプログラミング、そしてシミュレーション技術を利用したシステムにより、事業用発電所ボイラーのスマート設備保全管理システムを開発。その応用でベルトコンベヤーの異常を各種センサーで自動監視し、メンテナンスコスト削減と長寿命化を実現した。ITソリューションのプロフェッショナルとして、世界を見つめている。