【7/11公開】【7月11日長崎新聞・毎日新聞より掲載頂きました。】
制御システムやソフトウェアの開発を手掛ける亀山電機(長崎市)は10日、佐世保市の佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)に、研究や教育に関する寄付金100万円を贈った。
北口功幸社長は、1986年に佐世保高専を卒業後、96年に創業した。母校のために何かしたいと考え、2015年から毎年、寄付金を贈っている。
沖新町の佐世保高専で開かれた贈呈式で、北口社長は「恩返しの気持ちで始めた。継続したい」と述べ、東田賢二校長に目録を手渡した。東田校長は今後、起業家精神を育む取り組みを進める考えを示し、「第二の北口社長となるような人材を育てるために、有効に活用したい」とお礼を述べた。 (長崎新聞 後藤洋平)
制御装置の設計・販売などを手がける亀山電機(長崎市)が10日、教育・研究開発や産学連携の一助にと、佐世保高専(佐世保市)に100万円を贈った。同校の卒業生である北口功幸社長(53)が、社会貢献活動の一環として2015年から続けており5回目。同校での寄贈式で、北口社長は「高専での5年間があって今がある。学生には世界を念頭に勉強してもらいたい」と話した。
同校では今秋、国際化や積極的に新規事業に取り組む人材の育成を目指した新組織の編成を予定している。東田賢二校長は「寄付を有効に活用し、起業家精神を持ち、地域に貢献できる学生を育てたい」と礼を述べた。 【毎日新聞 和田恭代】