【7/19公開】【7月19日長崎新聞より長崎県立大寄付金贈呈式の内容を掲載して頂きました】
経営戦略研究費
亀山電機が贈呈
県立大に50万円
亀山電機(長崎市、北口功幸社長)は17日、人材育成や働き方に着目した経営戦略の実践に関する研究費50万円を県立大に贈呈した。同社は、財務の状況に加え、社員教育や業務の方法、顧客の満足度に着目して戦略を立て、売り上げや利益の目標を達成していくバランススコアカード(BSC)と呼ばれる経営管理手法を取り入れている。経営学部の宮地晃輔教授が協力し、社内のBSCの運用状況などを分析してきた。 研究期間は1年間で、宮地教授の研究室の学生も参加。北口社長や社員と議論を重ね、BSCに関する社内の取り組みの改善点や同社の魅力を探る。来年8月ごろに研究成果を発表する予定。佐世保市川下町の県立大佐世保校で開かれた贈呈式で、北口社長は「一緒に勉強をしながら学生の視点を取り入れ、経営課題をクリアにしたい」とあいさつ。木村務学長は「学生の学びの力にもなる。地域の経済に貢献する仕事ができてうれしい」とした。 嘉村 友里恵