【06/19公開】【SIEMENS様のホームぺージにてショールーム開設の内容を掲載頂きました】
・長崎の制御設計企業亀山電機、シーメンス製品のグローバルなデジタル化とオートメーションの最新技術を展示紹介
・ 両社が協力して、日本の製造企業のデジタル変革を推進
シーメンス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長兼CEO:藤田研一、以下シーメンス)は、デジタルエンタープライズを実現するシーメンスの産業用デジタル化とオートメーションソリューションを体験できるショールームを、株式会社亀山電機(長崎市 代表取締役会長 北口功幸、以下亀山電機)がシーメンスと協力して長崎に開設したことを発表しました。
ショールームでは、シーメンスの産業用オートメーションプラットフォームとして全ての制御コンポの効果的な相互運用性を実現するTIAポータル、プロセス制御システム Simatic PCS7、プラントエンジニアリングソフトウエアComos、シミュレーションソフトウェアSimitなどの製品や、予知・予防保全、リモートメンテナンスなどの幅広いソリューションを紹介、デモ機を展示します。長崎、九州をはじめ日本の産業界のデジタル化を促進し、ものづくりの柔軟性、スピード、安全性を向上し、企業の競争力強化に貢献することを目指します。
また、昨今の製造現場における電気CADとオートメーションエンジニアリングとの連携、標準化の必要性に対応するため、シーメンスと親和性の高い独EPLAN Software & Service社の総合電気設計電気CAD EPLAN Electric P8も展示、シーメンスのTIAポータルとの、エンジニアリングオートメーションシステム用の詳細なデータ連携を体験することができます。
今回のショールーム開設を機に、長崎、九州を中心とした中堅中小企業へのシーメンス製品の拡販において、シーメンスと亀山電機は協業を一層強化していきます。シーメンスのグローバルな製品と、亀山電機の技術力およびソリューションパートナーのノウハウを効果的に組み合わせることで、幅広い分野において高いエンジニアリングサービスと、顧客のニーズに最適なソリューションを提供します。
亀山電機は、2008年のシーメンスのソリューションパートナー(以下、SOP)プログラムに参画しました。以降、大手重工企業の長崎拠点をはじめとする発電、造船関連の国内主要拠点に、シーメンスのコントローラー製品を提供しサポートサービスを展開、さらに鉄鋼、化学など幅広い業界で、シーメンスと共同で産業用オートメーションとデジタル化事業を拡大してきました。
シーメンスは、SOP制度をグローバルに展開しています。現在、世界80カ国で1600社がソリューションパートナーとして活躍しています。各パートナーは、シーメンスの製品やシステムの深い知識を有し、各分野で実績を誇る専門家として、シーメンスに評価され、認証を受けています。シーメンス製品に、各社独自の強み、アプリケーション知識等の付加価値を加え、統合ソリューションを顧客に提供することで、プラント及び製造ラインの生産性と品質の向上などを支援します。
シーメンス株式会社 専務執行役員 デジタルインダストリーズ ヘッド トビアス・ラングは「弊社製品ショールーム開設は、大変意義深いものです。これを機に日本のお客様のシーメンス製品へのご理解が一層進み、お客様にデジタル化のメリットを早く獲得していただきたいと祈念しています」と述べています。
株式会社亀山電機 取締役社長 平山栄治は「今後もシーメンスのグローバルなものづくり技術を通して、日本の西の果て長崎から、日本のみならず、世界のお客様もサポートしてまいります」と述べています。
日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2019年9月末に終了した2019年度において、日本のシーメンスの売上高は約1670億円、社員数はおよそ2,360人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。