【2/18公開 】【2月17日長崎新聞様にて掲載して頂きました】
ながさき女性活躍会議 4企業・法人を表彰 両立支援、能力開発など評価
女性の能力開発や登用に積極的な企業を表彰する本年度の「ながさき女性活躍推進企業」の大賞に、社会福祉法人遊歩の会、九州労働金庫県本部、第一生命保険長崎支社、亀山電機(いずれも長崎市)の4企業・法人が選ばれた。仕事と家庭との両立支援をはじめ、女性管理職比率の向上に向けた人材育成策などが、それぞれ評価された。
官民一体で女性が輝く社会を目指す「ながさき女性活躍推進会議」が2015年度から始めて7回目。
例年、表彰式を開いているが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、井石八千代共同代表が各企業・法人を訪問して表彰。第一生命長崎支社では16日、水野勝彦支社長と笹田清江営業推進統括部長に表彰状と盾を手渡した。
同支社は正社員の94%が女性。仕事と家庭の両立支援制度やリーダーシップ研修による幹部候補の育成などを実施。水野支社長は「女性が活躍できる制度を活用できる職場環境が大事。社員の満足度が高まることで、顧客や地域への貢献につなげていきたい」と語った。井石共同代表は「全国に展開する企業ならではの先進事例。地元企業のお手本になり、長崎の経済活性化につなげてほしい」と述べた。
障害福祉サービス事業所を運営する遊歩の会は、従業員の声を運営に反映。事情に応じた柔軟な働き方の選択もできる。九州労働金庫はキャリアアップ研修や管理職の時間外労働の是正に取り組む。県本部の女性管理職の比率は34.7%。情報通信業の亀山電機は、ダイバーシティ経営の実現を目指し、女性採用増やライフスタイルに合わせた職場環境の整備を進めている。