▼ものづくり＆アイデアコンテスト　長崎総科大の水中ロボ　金賞

県内の大学生や高専生らが「ものづくり＆アイデア」を競うコンテストが12日、長崎市内であり、船舶修繕や養殖業で利用できる安価な水中ロボットを開発した長崎総合科学大のチーム「NiAS水中ロボット」が最優秀の金賞を獲得した。
同市に本社がある亀山電機が地域貢献を目的に毎年開催し、今年で8回目（長崎新聞社など後援）。「ものづくり」「アイデア」の各部門または両部門に長崎総合科学大、長崎大、県立大、佐世保高専から計9チームが参加した。
学生らは、高齢者のためのごみ捨て代行システムや、わずかなキズで廃棄される花「ロスフラワー」の活用など、生活やビジネスに着目したアイデアを発表。審査員はユニークな発想に熱心に耳を傾けていた。
金賞に選ばれた長崎総合科学大工学部4年の奥田崇雅さん(22)と島添大伽さん(22)は「これまでの努力が評価されてうれしい」と喜んだ。(堂下康一)
他の受賞チームは次の通り。
▷銀賞　フィロ―カル（佐世保高専）▷銅賞　QSHIBU（同）▷長崎新聞社賞　しゅがらぼ15号（長崎総合科学大）▷NCC賞　Youth Works（佐世保高専）▷NIB賞　RTA（同）