発電装置点検で亀山電機が契約
伊メーカーと国内初
製造業・ソフトウエア開発業の亀山電機(長崎市)は、三菱重工グループでイタリアの発電装置メーカー「ターボデン社」の製品保守・点検を担う会社に認定されたと明らかにした。国内初という。
認定は昨年12月。亀山電機は、タ社の発電装置を導入した企業と契約し、稼働状況の遠隔監視や修理業務などを手掛けるという。現在、大分県で稼働中の1台と、導入計画が進む4台の計5台で契約を予定している。
亀山電機によると、契約1社当たり10年間で5千万円程度の収益を見込んでいる。北口功幸社長は、「今後も欧州企業との提携を進め業務拡大につなげたい」と話した。 (大田裕)