【11/14公開】【11月13日長崎新聞社様にて学生ものづくり&アイデアコンテストの記事を掲載していただきました】
―学生ものづくりアイデアコン金賞―
県内の大学や高専の学生らが地域活性化につながるアイデアを提案する「学生ものづくり&アイデアコンテスト」が10日、長崎市油木町の市科学館であった。最高賞の金賞には、多言語で観光案内をするロボットを提案した佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)の生徒3人でつくるチーム「ハロゲン」が輝いた。
ものづくりの楽しさを知ってもらうとともに、長崎の活性化に寄与する人材育成につなげようと、ソフトウェア開発などを手掛ける亀山電機(長崎市弁天町)が主催。4回目の今回は7チームが応募し、10日のプレゼンテーションには5チームが挑んだ。
ハロゲンのメンバーは中原慧さん(18)、小池勇琉さん(17)、北野沙樹さん(17)=いずれも3年=。電停やバス停に案内ロボットを設置することを提案し、ロボットのプログラミングや回路、音声データなども目前で制作。ロボットは「尾曲ネコ」をモチーフにデザインし、「ナガサキャット」と名付けた。
中原さんは「大学生ばかりの中で金賞を取れてうれしい。プログラミングでは学校で教わった言語とは違う言語を使い、ゼロから勉強した。コンテストを通じて個人の技術も高めることができてよかった」と話した。ハロゲンには副賞として海外視察旅行と賞金10万円が贈られた。
(山里悠太郎)
ほかの受賞チームは次の通り。
▷銀賞=しゅがらぼ7号(長崎総合科学大)
▷銅賞=しゅがらぼ8号(同)
▷特別賞・NCC賞=ハロゲン
▷同・NIB賞=県立大宮地ゼミ
▷同・長崎新聞社賞=マスカット(県立大)