佐世保高専に125万円を贈る
長崎・亀山電機
制御システムやソフトウエアの開発などを手掛ける亀山電機(長崎市)は1日、佐世保市の佐世保工業高等専門学校(佐世保高専)に研究や教育活動に関する寄付金100万円と図書購入費25万円を贈った。
同社の北口功幸会長は1986年に佐世保高専を卒業し、96年に創業。母校の研究レベルと学生の資質向上に貢献したいと、2015年から毎年寄付を続けている。エンジニアや研究者としての人間性を深めてもらおうと今年は図書の購入も支援した。
沖新町の佐世保高専で開かれた贈呈式で、北口会長は「先生方が元気でないと学生は育たない。有効に使ってほしい」とあいさつ。目録を受け取った東田賢二校長は「ゼロから企業を立ち上げた卒業生からの支援は物心両面で大きな喜び」と感謝を述べた。(嘉村友里恵)